MTBTEAMであるhubgejapanチーム員の書き込み場


by hubgejapan
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

SMXを終えて・・・

本日お疲れモードです。
中途半端な上り下りの連続+ビデオ/カメラの撮影体制保持+立ちっぱなし・・・
筋肉痛気味です、日頃の運動能力ダウン度合いを感じさせます。

さて、今回思った事を羅列・・・

○ショートトラック経験者はスタートや駆け引きにめちゃくちゃ強い

これはお約束ですね。うちの湯田も決勝ではスタート~第一コーナー迄は1位だったので。
スタートゲートの場数です。ラインクロスした時に上手くかわせるとかそういうシーンを見ると「やはりね」って思います。

○今回のコースはDHスキル高いと強い

逆バンク気味、荒れた路面、轍を利用したコーナリングとDH要素が高い前半~中盤のコースでしたので。特にMX塚本選手のコーナリングは見物でした、もしか区間速度は1番かもと思いますし、最終のバームの立ち上がり速度はワシ的タイムセッション所見ではダントツです。

○ブレーキコントロールがキモ。上手い人が勝てる
荒れた場所や微妙なコーナーではここらに差が出ます。XCエリートのBSアンカー鈴木雷太選手は凄く上手いと思いました。HONDA高橋タダシ父が「雷太のブレーキワーク上手いから~」と言っていました。

○ライン取りのバリエーションが出来る人、リカバが上手い人が勝てる
スムーズにラインを繋げる、リズムに乗れている人は速いです。路面や自転車との一体感を感じます。今回来日のサムヒルは凄いスムーズでしたし・・・

○タイムの出し方が分かってる飛び方
低い弾道で尚且つバックサイドにきれいに落として加速させる能力、ただ飛び越えるだけではなく次に繋げるライン取りが出来ていて空中や飛ぶ寸前でラインをコントロールをしていると有利でした。とはいえ、今回のコースではジャンプ能力で差が出にくいコースでした。それよりも前半の漕ぎ抜けやプッシュプルで決まる感じです。

○総合力
今回のコースだとDHでも4Xでも速い選手が残る訳で今回のプロクラスの顔ぶれを見るとうなずける組み合わせかと思いました。桑名の場合はショートトラック選手が残りやすいコースかと思います。

・・・場数を踏んでいる人の走り方を盗む、その際自分の走り方を経験の多い人に聞いたりビデオ撮影をして比較したりする、仲間でラインの研究をするとかチームや仲間で走る際にはこういった事を繰り返し短い時間の中でスキルの高い人やローカルに肩を並べる位の能力をつけるほかないと思いました。ただがむしゃらに走っても疲れるだけだしバリエーションを出しにくくなりますし・・・機材云々もありますが、それよりも「このコーナーをどうコントロールすればよいか」「どういったラインがあるのか」の引き出しが多い方が勝ちへの近道かと思います。


そうそう、今回ワシのA-GANGに乗ったOKTさんの基本能力の高さ/スキルには正直驚きました。
自分の自転車でもなくP3とは明らかに異なる方向性のジオメトリーの自転車を直ぐに自分の手足のごとく操る(前乗っていたカメレオンに近いかも)。根本的に乗りやすいフレームとはいえ1つ凄く癖のある点がある自転車を短時間で操るとは・・・驚き。ちなみにタイムセッションではCSR内ではトップタイム!・・・何だかP3よりも乗れているんじゃあないの説です、ワシより上手く操ってる度合いが嬉しいやら悲しいやら。A-GANGのNGポイントについてはOKTさんもワシも同意見でした、やっぱりね。
by hubgejapan | 2004-10-25 13:24 | 横田の落書き