MTBTEAMであるhubgejapanチーム員の書き込み場


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cyclespeedwayのススメ(1)

ネットや幾つかの雑誌で紹介されて一段落したであろうcyclespeedwayのネタをもうちょい引っ張ってみようと思います。そういった場所では出なかったネタ?という具合での掘り下げです。
レース終了から今迄チマチマ書いては直しを繰り返したお蔭で随分な長文になったため3つに分けて掲載します。既に文章が長すぎてもう誰も読まない領域ですが自己満です。

何せ面白いし色々な人に見る、乗る、実際レースに出るといったとにかく参加してもらいたいのが主旨。

第一回の参戦内容については此処に書いたので割愛しますがとにかく楽しい状況が分かって頂けたら嬉しいです。

とはいえ、日本ではまるで手掛かりが無いからと既にハードルが高いような雰囲気を醸し出している競技のためそういった点を払拭できたら仲間が増えるし、今後も参加するつもりである我々含め楽しめるしこの楽しさを共有出来るかなぁといった具合です。

そもそもこうやって書いた事が正しいか否かというのはありますが、とにかくこの文章をきっかけに観戦に出かける、いや、出場を検討し出場をして頂けるととても嬉しいです。そんな目論みで書きたいと思います。

今回レースに参加して分かった事をつらつらと。参考になったらとりあえず検討してください。いや、実践しましょう。
ま、出場したのだ、ちょっと位ウンチク述べてもいいだろう・・・。



【最初に】底辺もなにもない、今から始めれば全員一緒の位置です。

どんな競技も上を目指せば日々練習を繰り返すだのマニアックで険しいですがワシの過去の浅くしょぼい偏った自転車経験から言えば恐らくかなり低い敷居の自転車競技です。競技?まだ日本では今の所そのレベルではないのでお遊びでしょうか・・・。
今からはじめればきっと先駆者であり頑張ればトップを狙えます、きっと。

【競技の概要】小難しい事はいいんです。

最初からガチンコ当たっている本国サイトを観て「おぉ、面白そう!」って喜んで参加する病的な人は少ないであろうから「よくわかんないけどスケートのショートトラックみたいなもんだ」としておきましょう。

・・・そもそもスケート競技を分かってないので安易に言ってはいけないですね・・・
スケートだってブレーキないんだから同じです、ざっくりの説明に嘘はないです。

チーム戦の場合、ただ速く走ればOKではない実はかなり頭脳プレーを伴う競技です。その件は後で述べます。
その醍醐味を味わうには是非ともチーム戦にてレースをする事を薦めます。

観戦する人も少々ルールを知っている方がきっと見ていて面白いと思います。

これを読んだ後仲間を募り騙し次回のレースに参加して頂けれたらと思います。


【ルール】知ると奥深い・・・

細かい決まりが実はありますが(あるようです、何せ競技ルールの文章が英語なもんで未だに解読完全にできてないとです)ざっくり言えばポイント制のレースなのでポイント多ければ勝ちです。

自転車競技で言えばクロスレースが一番近い印象ですが、チーム戦の場合少々違う具合でした。

今回のcyclespeedwayjapanで行われたルールはこんな。
1チーム4人。チーム戦はチーム内で2人ずつ出走の2ヒート制。2ヒート合計ポイント数が多いか否か。
合計ポイントが多い方が勝ちとなります。
但し同ポイントの場合は2ヒート目の着順で1位になっているチームの勝ちになります。
獲得ポイントは以下
1位4pt、2位3pt、3位2pt、4位1pt

ちなみにゴールしないと0ptですからどんなにズタボロでもゴールしましょう。

きっと仲間含め皆が暖かく迎えてくれます・・・


【出走検討】結構重要です

集まった4人のレースレベルがあると思います。きっとこんな組み合わせを検討されると思います。

●平均的に作り2ヒート共1.3位狙いで行く
●2.3位、1.4位で後ヒートの着順勝負に出る
●逃げ切りで1.2位狙い、後ヒートは2.3位狙い
●後追いで1.2位狙いで着順かポイント狙い

結局2ヒート目が重要なのですが2ヒート合計のポイントなので難しいです。

相手がどんな組み合わせでチームを作るかも鍵。
我々のチームは結局できなりでしたが・・・黒ちゃんが決めたんだな。
良かったのか悪かったのかは不明ですが個人的には組み合わせ含めバランスは悪くないと思います。


【チームレースの醍醐味】やる人は勿論見る側も知ると良いと思います。

2ヒート制のためなるべくポイントを最初のヒートで稼ぐに越した事はありません。

1番稼げる方法は1.2位を取る、ただそれだけ。
2人共相手チーム比較で走りに大幅な差があればそのように勝てますがそうもいかないと思います。
となると戦略を立てて以下のような事をするのです。

●例1:あえて遅く走りポイントを増やす

自分のチーム員が1.3位だったとして2.3位が少々開いている。このままだと2pt差。ポイントを取りたいとなった場合、1位が減速して相手チームの2位を減速させて3位との差を詰めて3位のライダーが抜くチャンスを増やすといったプレー。
1番のライダーが上手く2番のライダーをアシストしてポイントを稼ぐのです。

●例2:確実に1位を取る

同ポイントで2ヒート目で1.2位を走っているが3位になっても同ポイントで勝ちの場合。
絶対1位を取らないといけないとなった場合で接近戦になっている場合、2位が減速して1位を逃がし2位ライダーが3位になっても良い、確実に1位にする策を考える走りをする。2番ライダーがアシストする。
・・・今回決勝の2ヒート目1本目でやってみました。何せ1.2位を取らないと負けだったので。結局2位のワシがこけてダメでしたけど。

●例3;イーブンに持ち込む
レース中、自分チーム2.4位、相手チーム1.3位。ポイント差2ptで負けている状態。
イ-ブンに持ち込みたい場合、2位ライダーが減速をして3位ライダーをブロックし2.3.4位を団子状態にして自分チームの4位ライダーが3位になれるようにアシストする。自分チーム2.3位で5pt、相手チーム1.4位で5ptで同ポイント。この手法は第一ヒートにしか使えませんが・・・

と、一例を記載しただけで他にもあります・・・。文章の説明が悪くて申し訳ない。
読解した方はお分かりかと思いますが、ただ速ければ良い訳ではないのです。深いですね。
本国のレースを見ると凄い当たりあっていたり下位のクセに異常にブロックしたりとやりあっていますがこれが原因なのです。お陰で首位走っていてもまるでyoutube等の映像に写ってないのはこの競技は2位以降の争いが鍵だからなのです。
一応それを頭に入れてレースをしたつもりでしたがダメですね。

今回チームでの一番のミスはAHO-X vs 86/123組のレースで86さんを減速させて4位に居た123に3位になるよう抜かすチャンスを作る指示ができなかった点です。場数踏まないとダメですね。

【人数】4人集めるのが壁?そうでもないでしょ・・・

と、そんなポイント計算や戦略を考えて皆でわいわいやってと意外と楽しい競技です。
恐らくこういったお遊びは誰か1人が最初お試しで犠牲者になって体感をし他に感染させる具合とは思います。
その誰か1人犠牲者を4人で分散共用するだけです。きっとまたやりたい感染症になると思いますので最初の取りかかりがネックかも知れません。

今回我々のチームは個々にやりたい人が集まり足らない部分は騙して加入して頂きました。
強制的はダーユー、ざっくり説明して騙したのは黒ちゃんでしょうか。とにかくワシがチーム戦にこだわって駄々こねたのでチーム戦が実現したところもあります・・・。

AHO-Xの面々のように個人/チームのWエントリーといった病的参戦も宜しいかと思いますがワシにはできんとです・・・

結局は1つの事を皆でやるのは楽しいのでそれはそれで良いかと思います。
仲間同志の思い出作りにどうぞ。

次回に続く。
by hubgejapan | 2012-09-03 12:44 | cyclespeedway