MTBTEAMであるhubgejapanチーム員の書き込み場


by hubgejapan
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

緑山最終戦

SMX富士見から全く乗ってなかったのですね。。。
ワシは4・3・6で予選落ちました。
久し振りに後ろからこかされました〜。
第三ヒート最下位ってのが落ちた理由、1つでも順位が高かったら通過でした。
あばらと左膝負傷。
ワシがもっと速く出ればいいだけです。

という事で試乗をしまくった感じです。
【追記しました】



FOXFORX 831×Transition Bikes BANK
Transition のBANKは以前ベストバイである事はお伝えしましたがFOXFORXの831に限定したインプレ。
予想通りストローク感はそれなりだが実際のストローク量が少なくとにかく路面追従性が高い。
とにかく良い意味で動かない。乗ってる人を見ても「あぁ、そんな動いてない」って感じです。

ピンポイントの欲しい部分のセッテイング幅が細かくセッテイングを出すのが逆に難しいかも。
ロックアウトのセッテイング等間違えるとクククっと突っ張る感じ。そういった意味では分かりやすい。
昔のフォークのようにエアを通常よりも多めにというセッテイングは不要です。
多分そのセッテイングをされているようでしたら悪い方向でのフォークの性能殺しです。
リバウンドも過剰な状態になる筈。
緑山のような低速フラットコースでは推奨サグ最小で行けば良さそうです。
当初思った心配は少し払拭されたかと・・・思ったよりもセッテイングで行けそうな気がします。
とはいえ、やはり一般人には過剰なフォークです。
あ、このフレームとフォークの相性は凄まじく良いです。

●クロスレースしかやらない人は買って損は無い。但しおじさんはFを買った方が良いかもって後悔するかも知れない。

【Tonic Fab4X用】
小高係長の。発見次第速攻パクって来ました。
結論、緑山向けではない。スロープコース用です。
絶妙な長さのフロントセンターが印象的。
タイトターンもなかなか良い具合の素直なフィーリング。
乗ってホッピングやわざと滑らせたり等のアクションをした感じも割と軽い操作感です。
直ぐに乗ってしっくり感じました。

意外なのは加速が伸びない印象。リアのトラクションを掛けるのに少々コツが要るかなぁ〜。
以前係長が乗っていたmobに近いリアの感じです。少し後ろ荷重で乗ればトラクション抜けは軽減。
加速が伸びないのはなんでかなぁ?BBハイトを少し高くしてダウンチューブの見直しで解消?
ハンドル幅を狭くして漕いだ時の左右のブレを減らせば騙せるかも
多分下りだと丁度良いのかなぁ〜と思います、多分安定します。

●とにかく誰も乗ってないフレームって言うならこれは選択候補の1つ。誰が乗ってもそれなりに使える。
緑山メインユーザーであるならば同じ代理店で選ぶとblkmrktにしておきなさい。

【Morewood ENZA】
相澤ジュンの。発見次第速攻パクって来ました。
フォークストロークを80mm、しかもガッチガチのセッテイング。いや、リジッド。
残念ながらフレーム殺しの状態。多分フォークを伸ばした方が確実に乗りやすくなると思います。
(フォークストロークを100mmに変更するとの事。フォークセッテイングも一般的にした方が良いと思います。もしかしたら120mm位あってもいいかもと。調整出来るフォークを借りてテストした方がいいかも。)

フォークの事はさておき、とにかく全体がガッチリした感じ。多分脚がある人には良いかも知れません。
ガッチリしたフレームはフレームの反動を感じて漕げないので疲れます。
普通に言えば漕いだ分、アクションをした分そのままダイレクトで非常にレーシーなとなるでしょう。
上手い人が乗れば多分好印象だと思います。フレームからのライダーに対しての要求が高いという感じ?
そんな訳で全部がダイレクト、全体的な味付けはちょっと癖があるかなぁ〜。単純にこれ系は苦手な部類です(歳だから)。

何故かタイトターンが相当苦手な印象。こじっても無理。フォークがいただけない分を差し引いても。
そんな特異なディメンションでなかった記憶ですが何だか突然倒れる感じです。
フォークをいじってどれだけその部分をカバー出来るかだと思います。フォーク直したらもう1回奪いたい。

●元気な若手ライダー向けの1つ。但しそれなりに上手くないとただ辛いフレーム。見た目はステキ。

【Fireeye SPITFIRE】
2サイズどちらも乗りました。
私は15インチがベストです。

素直なフロント回りに比べリアに癖を感じます。
軽快な乗り味ではなくどっしりした感じ。ラフに漕いでも暴れません。
硬いという言葉だけで済ますには?という感じ。
ちょっと自由に操るには時間が掛かりそうというかそういうのが向いてないかも知れません。
余りこのような印象のフレームに乗った記憶が無いです。

チェーンステーの逃がしが両方潰されているから上下に硬いからなのか不明。
パイプは曲げて取り付けているのでこんなに硬いとなると使っているパイプ肉厚がありすぎるからと思います。そうすればフレーム重量が重いという事と辻褄が合うから。
折角ハイドロ管を利用しているから肉厚をもう少しコントロールしたリアバックを作れば良さそうな気がします。

前三角の感じは嫌いじゃあないです。なので結果から言えば期待が高過ぎたのもありますが少々残念。
試乗車のパーツアッセンブルを差し引いても全体的にちょっと後ろの印象が重いです。
とりあえず現状の解消方法はリアを詰めてホイールを軽くしてどうなるか?といった具合を調査、
やり方によっては意外にタイムが出るフレームかも(ラフに扱ってもトラクション抜けが無いから)。

この価格ですから気にしない方向で。

●コストパフォーマンスと意外にカワイイ配色。しかしながらこれを買うべきという選択理由が無いのが辛い。

【Dabomb EJECTOR】
今回試乗で驚き。これ意外にいいかも知れません。
正直余り期待しないで乗りました。余りというより全然。

一言で言えば軽快で素直。操作も軽い。ラフに扱ってもリアはついてくる。
あの感じだと高速域でもそれなりに安定していると思います。
もしかしたら少しハンドリングがシビアかも知れない。
フロントセンターも何だか良いサイズ感。乗った時にしっくりくるのは気持ちが良い。
何が特徴ですか?と言われると難しいですが普通に扱いやすい。

もう少し低速の旋回性能が高いと文句無い出来ですが強いて言えばです。
ENZAのような極端さは無いですが。
ヘッドがフォークの都合で立ってるのがいけなかったのか?わからない。
印象として少々つんのめる感じがするのはフォークがいただけなかったのかフレームの特性なのか分からず。
旋回性能はフォーク等のセッテイングでカバー出来る範囲かも知れません。

結果から言えばクロス系やDJとかそう言う大きなくくりのアクション系で何でも使えるフレームの1つです。
何気に日本の土壌に合致している度合いが高いです。増えてもおかしくないとは思います・・・
どうも「ブランド」に弱い日本人には売りにくいのかも知れませんがそういった事を考えない人には「おっ、これ意外」と喰わず嫌いな感じかも知れません。私、そんな1人です。

●これもっと売れても良いって思うのですが・・・。土系アクションマルチパーパースフレーム。 

って書いても予選落ちたからなぁ〜じぇんじぇんしょぼいんだよ。ふんがっ。
by hubgejapan | 2009-12-20 22:32 | 横田の落書き